とあるもんじゃ焼き店での思いで-下町の身近な食べ物はもんじゃです|食べる機会が減ったもんじゃ

とあるもんじゃ焼き店での思いで

私は関西で育ったので、もんじゃ焼きはほとんど知らず、きっとお好み焼きの東京バージョンなんだろうと思っていた。友達もそのように思っていたので、では、一体どんなものなのかということで、友達と二人でもんじゃ焼きの本場、東京の月島まで食べに行った。月島では街全体でもんじゃを推しているらしく、もんじゃ協会なるものまであった。


私たちが入ったのは、そんな月島の一店舗で、そこでは学生の私たちに優しい食べ放題制度があったので、早速頼んでみた。初めてもんじゃの作り方を見たときは非常にびっくりした。たこ焼きよりの生地よりベシャベシャの生地を、鉄板の上で焼こうだなんて、関西人からすれば正気の沙汰ではなかったからだ。

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できたまるで泥のようなもんじゃ焼きを恐々と一口。たこ焼きの生地に刻んだキャベツと豚肉の味。悪くない。だんだんと食べ進めている間にわかったことがあった。もんじゃ焼きは食べることを目的とした料理ではなく、作ることに目的があるのではないかと。


キャベツをコテで刻んだり、土手を作って流し込んだりするのは、まるで子供の遊びか何かだ。

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そこで仲間と作りながら会話を楽しんで、その後、それをつまみながら酒を飲んでまた会話に花を咲かせる。私は少し後悔した。もんじゃ焼きは未成年者だけで楽しむものではないのだろう。そして、食べ放題もこの料理の前ではあまり意味が成さないものなのだろうと。この料理の楽しみ方がわかった以上、次は酒を交わしながら食べたい。

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